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第9回 我慢のバランスについて2010年01月22日
第9回高畑好秀メンタルスキル向上コラムのテーマは「我慢のバランスについて」です。
オフシーズンも後半に入ってきました。今回のコラムは「我慢のバランスについて」です。我慢しすぎていませんか?
皆さんの「考える」ヒントになれば幸いです。
高校野球情報.com スタッフ一同
当たり前にやっている事の本質を考える

今年第一回目のメンタルスキル向上コラムになります。
今年も1年間よろしくお願いします。
さて、突然ですが、皆さん、
尿意をもよおした時に、トイレに行かずに、最大限我慢をしてトイレに行った時、膀胱は痛くないですか?しかも出が悪い。(笑)
何が言いたいかと言いますと、
高校野球でも「忍耐を覚えなさい。」と言って、我慢、我慢を続ける日々がケースとして見受けられます。
だけど、我慢したらいざ今度は「自分の意見を言う」、となった時に痛みが伴うようになります。
かといって、我慢をするなと言っているわけではありません。
むしろ「全く我慢しない」というのは論外です。
ただ、我慢の限界がきても、「我慢をさせる指導者」や「我慢をしないといけないと思っている生徒」が多い気がします。
やはり、ある程度、自分の考え・愚痴を吐き出していくことも大事なことだと思います。
バランスです。
これが中々難しいのですが、
感覚的に言いますと、心の中にあるものを出せずに溜め込んで、我慢していくと、その状態に慣れてくる。つまり麻痺してしまうんです。
その我慢している(中に溜め込む)状態が普通になると、出す時に心の罪悪感・痛みが出てくるんですね。出せなくなる。
そうなってくると、危険な兆候です。
そうなる前に、自分の考えや愚痴を出せる場所、そして出せる相手がいるというのも重要です。
今、流行のデトックスです。溜まったものは吐き出して、綺麗な状態にしておくことが本来のメンタルの健康な姿ですから。
一度、自分自身でじっくりと考えてみてください。

- 高畑 好秀先生
- 生年月日:1968年
- 出身地:広島県
- 早稲田大学人間科学部スポーツ科学科スポーツ心理学専攻卒。日本心理学会認定心理士資格を取得。同大学運動心理学研修生修了の後、数多くのプロ野球、Jリーグ、Vリーグ、プロボクシング、プロゴルファーなどのプロスポーツ選手やオリンピック選手などのメンタルトレーニングの指導を行う。また多数の著書の刊行、講演、研修等でメンタルトレーニングの普及に努め、現在最も注目を集めるメンタルトレーナーの第1人者である。
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